儚きものに捧げる

真逆の世界観を持って乃木坂46を愛している人間が彼女たちに捧げるド短調な詩です。

生まれることもなく 優しく埋葬されて

齋藤飛鳥さんに書きました。



こうして
ただ同じことを
繰り返すことしか
できない
同じ生存
同じ死
若くもない
年をとってもいない
何も知らない
すべて知ってしまった
終わる
まだ始まったばかり
そして終ったのに始まって
全ては空しくて
いとおしい
君の名を叫んで
君の名を呼んで
君には聞こえない
だって
君はいないから
単純な話
涙がでてくるよ
空から雨が降ってくる
雪が降ってくる
僕には分からない
過去から未来へ
時間はどこに
行ってしまうのだろう
僕はここにいる
たぶん君も
僕たちはずっとここにいる
年もとらないで
生まれることもなく
優しく
埋葬されて
僕たちの上に
きれいな花が咲く
きっと君は
その花を摘んで
僕たちの時間を
思い出す
そう
僕たちはここにいる
何の意味もなく
意味も求めず
君は意味深に笑う
あの目配せは何だったの?
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