poetry nogizaka in starkly minor

真逆の世界観を持って乃木坂46を愛している人間が彼女たちに捧げるド短調な詩です。

君と別れて 冷たい風に吹かれて 歩いた

人は辛い記憶からこうやって遠ざかっていくのかもしれません…橋下奈々未さんのファンの方に捧げます。


あれは真冬のこと


僕は君と別れた

そして今は
もう夏の
日射しが眩しい
僕はビルの影の中で
あの冬の日
冬の寒さを
思いだそうとしている

君と別れて
冷たい風に吹かれて
歩いた日を

もううまく
思いだせない
暑さで頭が
どうかしそうだ

君は
どうしてるのだろう?
僕たちはさっき
すれちがったとしても
もう分からないだろう

あの冬の日は
あの冬の寒さは
降り始めた粉雪は
冷たい君の手は
振り返って見た
君の小さな後姿は
どこか他の世界
どこか他の星のこと
他の僕
他の君のこと
僕じゃない
僕たちには関係ない

僕はただ
夏の太陽に
吸い込まれて
遠くの道路に
浮かぶ陽炎を
不思議そうに
眼で追っている
.