儚きものに捧げる

真逆の世界観を持って乃木坂46を愛している人間が彼女たちに捧げるド短調な詩です。

Die Verwandlung (変身)


そしてわたしは
この世界から
出ていく
翔び立つ日が
来ることを
その陰鬱な日々の間
心のどこかで
予感していた
その日が来ることを
その歓喜の日が来ることを
その絶望の日が来ることを


変わりゆく
わたしの身体は
その日のため
忌まわしく
美しく
変身してゆく
わたしの
身体は
その日のため
わたしは
それを知らなかった
そのことが
わたしを
どれだけ苦しめただろう
あの苦悩の日々
わたしは
おぞましくも
美しい
わたしの蛹の中で
泣いた
きらきら光る涙を通して見た
この世界は
どれだけ
美しく
醜く
見えただろう
あの苦悩の日々
哀しみの日々
それはこの日のため
美しく
変身した
わたしは
この世界から
出ていく

翔び立つ日